ピクノジェノールとADHD

ピクノジェノールはフランス海岸松の樹皮からとれる生薬の一種ですが、ヨーロッパでは健康食品として知られ、40年以上前から、糖尿病性網膜症や心臓病によいとされて使われてきました。さまざまな健康への効用があるとされ、ADHDにもよいということがわかってきています。ADHDの子供にピクノジェノールを服用させると、ADHDの症状の一部が改善するということがわかってきています。

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ピクノジェノールの作用と発達障害

たとえば、多動や不注意などの症状が改善します。これはアドレナリンなどのストレスホルモンの分泌がピクノジェールで抑えられるからです。アドレナリンなどのストレスホルモン値は、ADHDの患者は健常者よりも高くなっています。ストレスホルモンが多い人は、興奮、覚醒、神経過敏の状態になっています。この心身の不安定を解消するのがピクノジェノールです。多動、不注意、協調運動能力などの症状が、ストレスホルモンが低下することで、改善していくのです。

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