発達障害は適職に就くと長所や能力が活かせる

発達障害の人は、自分が興味や関心を持つ分野の仕事を
選ぶようにし、得意な能力が生かせることを重視しましょう。
また、対人スキルがないことを踏まえて、
人を扱う仕事ではなくて、物を扱う仕事が向いています。
あきやすく、継続力が乏しいので、変化がある仕事のほうがよいです。
そのためには子供の頃から親や教師などが高校や専門学校や大学を
どのように選択するのか、注意しつつ導くことが大切です。

目次

発達障害の傾向がある人に向いている職種はこんなにある

発達障害者には強い刺激と変化がある職種が向いており、
弁護士であれば法廷弁護士、医師であれば救命救急医、
警察官、消防士、記者、作家、報道カメラマンなどが向いているとされます。

また、発達障害者の中には視覚的思考にすぐれた人も多く、
そこから、漫画家、イラストレーター、カメラマン、スタイリスト、画家、建築業、
グラフィックデザイナーやウェブデザイナーも向いています。

科学者、研究者、税理士、会計士、図書館司書、自動車整備士なども
適職であるといわれています。いずれも、組織の対人関係のストレスが少ない職種です。

発達障害とアレルギー疾患の関係

LD(学習障害)をともなうADHDの児童では、アレルギー疾患、
アトピー、鼻炎などが高率に合併していることがわかっています。
アメリカの研究でも食品添加物、特に人工着色料などが、
子供に多動症候群を引き起こすことが知られています。
多動症候群は、落ち着きが無く、常にイライラしてキレやすい、
そしてボーっとしている、やる気がない、無気力などの症状があります。

これが食品添加物による脳の機能障害であり、これらの患者に有害物質を
一切含まない無添加食品を与えると、
50パーセントから75パーセントの子供に有効でありました。

最近の研究でも、食品添加物の摂取や、あるいはビタミン不足、特に、
ビタミンB群や亜鉛、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルの不足が、
中枢神経系に悪影響となり、不注意や多動、衝動性、攻撃性などの
行動異常を悪化させることが報告されています。
また、フランス海岸松の樹脂であるピクノジェノールにも
精神の落ち着きを取り戻し安定させる働きがあると
いうことがわかって活用されるようになってきています。

食事が偏りアンバランスである場合は食事療法が必要

特に食品添加物、保存料、着色料、香料、合成アミノ酸、
農薬残留などに注意が必要となります。
月経前不機嫌障害(PMDD)は、発達障害の人で多く見られますが、
これも食事と関連しています。

PMDDは、月経前の不機嫌、イライラ、うつ、過食などの症状ですが、
欧米化した食事を和食中心に改めて、
漢方薬と食事療法でこれを改善させることができることがわかっています。
精白された米ではなく未精白の穀類や芋類を多くとるのです。
松の樹脂であるピクノジェノールもこうした症状によいことがわかっています。

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