大人の発達障害

職場における困った人たちというのはいろいろありますが、たとえば、人の話が聞けない、その場の空気がぜんぜん読めない、こちらの気持ちなどまったく考えないでとにかく一方的にしゃべる、片付けられない、落ち着きがない。やるべきことを平気で後回しにしている、時間や約束を守れない、といった特徴をもつ人がいたら、発達障害の可能性があります。つまり、大人の発達障害です。注意力が欠けていて、落ち着きがなくて、衝動性があるというADHDつまり注意欠陥・多動性障害という疾患が代表的です。もうひとつは、コミュニケーション能力が低くて社会生活ができないタイプのアスペルガー症候群です。自閉症もこれに含まれます。もう一つは、読み、書き、計算が極端に苦手な学習障害があります。ではなぜこのような大人の発達障害が最近ふえているのでしょうか。

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発達障害が増えた理由

そもそも、発達障害は何らかの理由で脳の発達が損なわれてしまい、本来であれば成長するにつれて身につくはずの社会性や感情のコントロール、集中力や自己制御の力が、ふつうの人に比べてたいへんアンバランスになってしまった状態、未成熟な状態です。それは生まれつきの傾向であったり、妊娠中や生まれてまもない時期の異常や病気などによっておこってくるものだと考えられています。このタイプの人は誰でもできることが自分にはできないと感じてしまい、自己肯定ができなくなり、うつ病や不安障害などに陥ることもしばしばあります。些細な言葉に心が落ち込むところがあるのに、その一方では人の気持ちがよくわからないで人を傷つける言い方をすることも多いです。思ったことをすぐに口にしてしまう傾向があります。それで職場の人間関係もうまくいきません。

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