自閉スペクトラム症(発達障害)を家庭で改善するには

発達障害を家庭で改善するには発達障害は、個性の発達のアンバランスであって、障害ではないという考え方で、本人の長所や適性を見極めて、育てるのがもっとも重要です。発達障害と診断される人のほとんどは、それぞれの長所と特性を見極めて、本人に適した進路に進ませると、幸せな人生を歩むことができます。

自閉スペクトラム症は長所の進展と適性分野の見極めが重要

自閉スペクトラム症の中でも、いわゆるアスペルガー症候群では特に天才的な才能がある人が多いですが、ADHDの人でも、よく観察していくと、必ず優れた特性があります。周囲の人がそれを見つけてあげて、そこをさらに伸ばす、その支援がもっとも大切なのです。また、欠点、未発達の部分については、無理やりに矯正しようとするのではなく、周囲がある程度、サポートしながら、少しずつ改善するようにします。どうしてもできないことを無理にさせる、無理に習得させるといった方法では、混乱を招き、かえって難しい状態をもたらします。できない部分についてはある程度は、寛容にして、責めないことです。多くのADHDやアスペルガー症候群、学習障害(LD)において、成長するにつれて、症状が緩和されて、主要な症状が目立たなくなることが知られています。これは、発達のアンバランスが成長により緩和されて、解消されていくことを示唆しているのです。そして、本人が自分のことを理解して、改善しようと動機を持つことで、いっそう、改善が加速されていくことも知られています。主体的な動機をもって自己訓練することで成長するということです。

統合失調症と誤診される自閉スペクトラム症(発達障害)

統合失調症と診断されている患者のかなりの人々が、実際には、発達障害の二次障害、三次障害による症状を統合失調症と誤診されています。そのため、もし、統合失調症だとの診断を受けて、治療を受けているのであれば、ぜひ、セカンドオピニオンとして、他の専門医の意見を聞いておくべきです。とりわけ、発達障害を専門にしている精神科医のセカンドオピニオンは重要です。おそらくは、ほとんどの事例で、発達障害の二次障害、三次障害による症状だと指摘されることになるはずです。発達障害であれば、治療はまったく違ったものになります。これまで述べてきたように、発達障害は適切なサポートをすることで、その発達のアンバランスを整えてあげることで、健常者となんらかわらない生活ができます。もはや、薬漬けの日々から解放されるのです。ですから、ぜひ、発達障害の専門家である医師を受診して、意見を聞いて下さい。巷の開業医やメンタルクリニックを何軒まわってみても、それが発達障害に詳しくない医師であれば、同じように薬漬け診療しかしてくれません。

セカンドオピニオンを求める時どの施設に行くかが重要

自閉スペクトラム症に特化している専門医の意見を聞くことはきわめて重要です。そうした医師がいる施設でセカンドオピニオンを得ることができれば、道が開けます。また、セルフケアとしては、自閉スペクトラム症(発達障害)の脳機能を安定させてくれる天然成分であるピクノジェノールをサプリメントとして飲んでみることもおすすめです。ピクノジェノールはストレスホルモンの過剰な状態を緩和することで、多動や落ち着きがない状態を改善し、脳機能そのものを改善するサプリメントとして活用されています。日本では健康食品のサプリメントとして入手できるので、気軽に試すことができるものです。いろいろなメーカーから発売されているので、含有量や配合物をよく確認し、価格などもできるだけ多くを比較することで、信頼性の高いものを選択することをおすすめします。健康食品の類は、ことわざでいう「くすり九層倍」の教えのとおり、原価に比べて、むちゃくちゃに高い製品も多いです。そういったものをつかまないためにも、賢い消費者にならねばなりません。ピクノジェノールは安価な成分であるので、不自然に高額なものは信頼できないとお考えください。

自閉スペクトラム症(発達障害)には漢方も効くことが多い

あまり知られていませんが発達障害の諸症状は漢方薬による治療でも緩和できる場合があります。例えば、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)は、発達障害、統合失調症などにしばしば使われる漢方処方です。過敏、神経質、対人恐怖、視線恐怖、人からどう思われているかという不安、これらの症状は、漢方的には五臓論でいう肝の失調ととらえます、これを整え、癒すのが、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)なのです。柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)は、虚弱傾向、うつ傾向があり、体力や気力が低下している人で、過敏、神経質、対人恐怖、視線恐怖、フラッシュバック、聴覚過敏による不眠などがあるときに使われる漢方処方です。柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)は、発達障害にはしばしば使われる漢方処方で、過敏、神経質、対人恐怖、視線恐怖のほか、過敏性腸症候群、神経性胃炎、などの消化器症状が出ているとき効果的です。アスペルガー症候群にもしばしば使われます。抑肝散および、抑肝散加陳皮半夏の二種類の漢方処方は、神経が高ぶりやすい人にむいています。いつも怒っている、イライラしているような人です。ADHDタイプにはこの症状になる人も多く、この興奮性を鎮める効果があります。妄想や強迫観念などを鎮める作用もあります。

漢方は自己判断で選ばず漢方専門医の意見を聞く

このようにさまざまな漢方処方がこのほかにも多数あり、微細な症状の組み合わせの特性を判断して、最適な処方を服用することで、効果を発揮します。このような漢方診断ができる専門医にかかることが最善です。保険診療で漢方エキス剤を処方している医療機関も多いので、まずは、東洋医学、漢方に詳しい医療機関を探すことから始めてください。このように脳機能を改善するのに、漢方薬が活躍していることはあまり知られていません。ADHDなどの発達障害によいことがわかってきているピクノジェノールもまた、フランス海岸松という松の樹皮から抽出される天然成分です。漢方薬も生薬つまり薬草の樹皮や根茎や葉から作っているものですが、ピクノジェノールのほかにも、まだまだ知られていない有効成分が複数存在しているということは間違いないことです。

自閉スペクトラム症(発達障害)の子供が変わる食事

発達障害の問題となる症状の多くは、食事療法をていねいに行うことで驚くほど改善します。この事実は、食事が脳機能に与える影響がたいへん大きいことを意味しています。アメリカの発達障害児専門の栄養コンサルタントがまとめた食事療法でも類似の見解がみられます。発達障害の子供にとってよくないものは、小麦中心の食事と乳製品中心の食事です。日常の食事の中から小麦を原材料とするお菓子や麺類、パン類をまず除去し、乳製品を原材料とする牛乳やヨーグルトやお菓子を除去します。それだけで、発達障害の子どもの精神状態は安定して、落ち着きを取り戻します。日本人には、この食事療法はとても合っていると述べています。というのは伝統的な日本の食事である和食を中心にすると自然に小麦を原材料とする食材は減ります。グルテンフリーの実践が容易なのが日本食の特性なのです。また和食なら乳製品を原材料とする食材も自然と減ります。なので、和食中心にするだけでかなり効果があるとしています。また、味噌類や大豆食品、漬物などは非常によい食材として推奨されています。洋食のような日常の食事を和食に改めることは日本人なら簡単にできます。特に小麦を減らすということは、簡単なことです。同時に、タンパク質の摂取を増やし、鉄分を補うことが重要です。ぜひお試しください。

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