自閉症スペクトラム障害とピクノジェノール

日本の歴史上はじめて報告されたアスペルガー事例と
されるのが吉田兼好が室町時代に書いた随筆「徒然草」に登場する盛親という高僧です。
アスペルガー症候群(以下、AS)の人は、深い対人関係を築くのが苦手です。
ADHDの場合は人と付き合いたい欲求がありますが、ASはそれが希薄なのです。
融通がきかず、決まりやルールを柔軟に処理できず、
完全主義で相手の行為を咎めるので友達ができません。

目次

会話のキャッチボールが苦手なアスペルガータイプ

アスペルガータイプは、会話のキャッチボールができないのも特徴です。
一方的に言いたいことを言うだけで、相手の話を聞かないのです。
同じ言葉を繰り返したり、会話の間がとれず、話があちこち飛びますので聞き手は疲弊します。

そして興味限局傾向といって一つのことに異常にこだわります。
昆虫、車、電車、ロボットなどカタログ的な知識収集を好みます。
昔から天才白痴、サヴァン症候群などとして知られてきました。
不登校から引きこもりやニートになりがちです。

落ち着きがなくて片づけられないADHDタイプ

ピクノジェノールとは、フランス海岸松という松の一種の
樹皮から抽出される成分。それはポリフェノールを豊富に含んでおり、
これまでの研究の結果、アンチエイジングに役立つことがわかっている健康成分です。

その働きは多岐にわたり、血管の動脈硬化や血栓に予防的な働きを有し、脳細胞、脳機能にも好影響で、
認知機能改善などのほか、発達障害(ADHDやアスペルガー症候群)などにも欧米で使われています。

ADHDの落ち着きのない状態を緩和するといわれ、ペットでも犬の過敏性を
やわらげ、吠えるクセが軽減するとされて、ペット用サプリにもなっています。

ピクノジェノールは女性の諸症状を緩和するため古来使われてきた

また女性のホルモンアンバランスからくる、
更年期障害や月経前の不安定な体調にも良いことがわかっています。

四十年ぐらい前から医療的な活用が欧米で研究されて
いて、糖尿病性網膜症や心臓病には、医療的にも使われてきました。
また最近は欧米で、ADHDなどの発達障害に用いられるようになり注目されています。

ほぼ全身の細胞や血管やホルモンに好影響を与えているのは、ピクノジェノールの持つ、
豊富なポリフェノールの働きであると考えられており、
これからアンチエイジングのためのサプリメントとして広く普及していくでしょう。

日本ではまだ健康食品の扱いですが、欧米では医薬品の認可も受けている天然成分です。
昔から日本でも松の葉を仙人の不老長寿食の一種として、珍重してきましたが、
松という植物には健康によい成分が多数含まれているようです。

ピクノジェノールはフランスのボルドー産のフランス海岸松から抽出されています。
サプリメントを選ぶ時は一つぶに40ミリ以上は含有されているものを選ぶとよいでしょう。

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