ADHD、アスペルガー、自閉症スペクトラム障害の食事療法

発達障害が世界的に増加している原因に食べ物が原因していたことがわかってきています。ADHDやアスペルガー症候群のマイナス症状をできるだけ改善するためのおおいなる助けとなるのが食事療法なのです。アメリカには発達障害児専門栄養コンサルタントがいます。

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発達障害のさまざまな症状を体質を改善するには食事療法

食事内容を工夫すると多くの発達障害を癒すことができることがわかってきています。こうした情報は少しでも多くの人々に知られるべきものなので、広く普及することを願ってここにとりあげました。発達障害の子供の特徴として、お菓子や果物などの甘いものを異常に欲しがることがあります。食物アレルギーがある発達障害の子供も多いです。小麦食品や乳製品を食べると、落ち着きがなくなったり、ぼんやりする傾向はありませんか?

また、下痢や便秘などの胃腸の不調がいつもあるという場合も、食べ物に問題があるのです。食事療法の中心は、小麦と乳製品を抜く食事法です。日本の伝統的な食事は、元来、みそ、納豆、漬物といった消化によい発酵食品も多く、小麦や乳製品を抜くことも容易です。食事を変えるだけで、なぜ、脳機能まで改善されるのか、そこに栄養を正しくとることの重要性があります。
まずは食品添加物や化学合成物質を遠ざけることです。

発達障害の子供の神経を過興奮させる食品を理解し除去

トランス脂肪(マーガリン、ショートニング)などももちろん除去します。有害な歯の詰め物、水銀、有害重金属を除去します。腸を破壊しているカンジダを抑制します。発達障害の人は小麦製品と乳製品をできるだけ控えることで症状が緩和される可能性があります。食事療法の権威である山田豊文さんも、油の問題や乳製品の問題をとりあげておられます。毎日牛乳を飲めば骨が丈夫になるということを書いている医師などもいますが、山田豊文氏によると、牛乳の中に含有されているホルモン、抗生剤などの化学物質は微量でもきわめて有害であり、長期的には健康を害するとのことです。またカルシウム信仰にも警鐘を鳴らしています。牛乳には、カルシウムは豊富ですが、それを骨に沈着させるためのマグネシウムは微量しか含まれて降りません。
発達障害の興奮や落ち着きのなさを軽減するのにピクノジェノールという松樹脂が良いことが知られてきていますが、集中力や記憶力を高めて学習能力を補ってくれる成分として、ホスファチジルセリンという成分に注目が集まっています。大豆の中にわずかしか含まれていない成分です。また魚に含まれるDHAやEPAも脳機能を助ける重要な健康成分です。
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小麦と牛乳をまず減らすことで発達障害の症状が緩和される

本来、カルシウムとマグネシウムは2:1の割合で摂取されると骨に沈着するのですが、牛乳においては、マグネシウムが微量すぎて、このバランスになりません。すると余剰なカルシウムは体外に排出されてしまいます。このとき、骨のカルシウムまで一緒に溶け出して排出されるというのです。このため、骨が丈夫になるどころかむしろ、骨粗しょう症になるのです。

牛乳をよく飲む人が健康であるという統計もみかけますが、牛乳以外に、海藻類や豆腐など大豆食品など、マグネシウム豊富な食材をあわせて摂取しているかどうかを同時に調べるべきです。結局、牛乳の不足を他の食材で補っているのです。それなら、最初から豆乳や大豆製品や海藻類で十分ではないでしょうか。牛乳のもつ脂質による動脈硬化のリスク、添加物、化学物質の害などをはかりにかければ、牛乳は健康食品ではなく、単なる嗜好品の一種です。

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