発達障害だからできない、ではない?

発達障害

発達障害の人はADHDでもアスペルガー症候群でも、対人関係が苦手で
抽象的に思考するのが不得手です。
そのため、発達障害ではない人にとっては簡単なことなのに、発達障害の人は
それがなかなか理解できず、きちんとできないということが多々あります。
職場での発達障害の人への対応としては、まず、その事実を受け入れることが重要です。


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発達障害の人も少しずつ進歩し向上できる

発達障害という呼称は、自閉症スペクトラム障害という呼称に変更されようとしており、
ADHDやアスペルガー症候群という呼称もなくなるともいわれていますが、
日本においてはかなり浸透したカテゴリー分類であるため、すぐにはなくなりません。

発達障害の人は、できないことがあると職場や家庭の理解が得られることで、
失敗したことを過度に非難されたり、人格攻撃されるような事例が減ると予想されます。

一方、発達障害の傾向があると自覚した本人は、どのように人生に向かうべきでしょうか。
発達障害なのだと思うことをきっかけにして、
しばしば、できないことをあきらめてしまう人がいます。

このような後ろ向きの考え方は脳科学の最新の研究成果から考えても間違っています。
人間の脳機能は死ぬまで成長でき、神経シナプスは死ぬまで進歩するのです。
もし、発達障害の傾向があったとしても、努力を重ねると、それが克服できる可能性があります。

発達障害の人が勇気づけされ前向きに向上できる社会

発達障害の人も進歩できる可能性があるのだと社会が認知すると、
現状を認識し、受容する段階から、今度は少しずつでもできることが増えて成長し、
能力が高まるようにサポートする体制が必要だとわかってくるのです。

たしかに一般の人よりも覚えるのに時間がかかるし、使いこなすまでに
時間がかかるので、何度も失敗を繰り返すことは避けられないかもしれませんが、
それでも発達障害の人は時間をかけて、ゆっくりと成長していくことができるのです。

この部分を患者さんもサポートする側も認識し、勇気づけを行いながら、
できることを増やしていくように手助けすることがもっとも重要なのです。
実際にそのような育て方をすることで、発達障害がほとんど目立たないほどに
克服される事例も多々あるのです。

時間をかけて成長しできることが増えていくことも多い

アスペルガー症候群の場合は成人するとほとんど目立たなくなることも多く、
これも脳機能の成長していく力によるものと考えてよいでしょう。
もちろん、対人関係で相手の感情への配慮が下手であるなどの傾向は
あとあとまで残りますが、そのような部分こそ、意識的に学び、理解し、会得するように
周囲がサポートを続けることが大切になるのです。


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ADHDの場合も同様です。片づけられない、家事や炊事が下手、身の回りの整頓ができない、
といった傾向が大人になっても残りますが、それさえも、少しずつ、訓練し、
上手にできるように成長させていくことができるということです。
時間はかかるが、成長することはできるということを認識することが大切です。

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